嫌いと感じてもいい

「○○ちゃんが嫌い」と子供に言われて、「その子にもいいところがあるんじゃない?」という人がいます。

大人同士の会話で、「あの人嫌なの」という人に、「でも、あの人にもいいところがあるよ」と返す人がいます。

私も以前はそういう会話をしていました。なぜかというと、人を嫌ってはいけないと思っていたからです。人を嫌うのは、悪いこと、してはいけないこと、大人のすることではない、いい人ではなくなる、子供っぽいこと、次元が低い、などと思っていたからです。それと、自分が人に嫌われることを恐れていたからだと思います。

だから、誰かと話していて「あの人が嫌い」と言われても受けとめることができませんでした。話をそらしてパターンで「でも、あの人にも・・・」なんて言っていたんだと思います。

誰かを嫌いと感じてもいいのに、その頃はそんなふうに思えなかったんです。

そんなふうに言われたら、誰かを嫌いな気持ちを素通りして、いいところを見つけたとしても(見つからないかも?)、胸の中はモヤモヤしてすっきりしないし、はぐらかされたような気分だと思います。そして、はっきり言われなくても、人を嫌うのはいけないことだと言われているような気がすると思います。

「あの人が嫌い」と言われたら、その人の(パターンの)嫌いな気持ちを聞ける大人が増えたらと思います。




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Commented by 通りすがり at 2018-07-01 09:59 x
こんにちは。今回のメッセージとても共鳴しました。私もそんな感じの対応をいつもしていたように思います。他人が話す悪口に、同調も反論もせず、なんとなくお茶を濁してきました。相手に同調や反論もしないけど、自分自身も相手からの同調や反論も欲しくないって感じです。うまく言えませんが、相手が訴えるメッセージを受け止めるスペースと、自分自身が訴えるメッセージを受け止めるスペース。そんなものを自分の中に持てたら楽かな、とか考えます。他人の感情であれ、自分の感情であれ、良いこととか悪いこととかジャッジしたくない。ただ受け止められるスペースが欲しい。「嫌い」という感情はなくせないし、だからといって「嫌いでもいいんだよ」と肯定する気持ちにもなれません。だから、「ただそこに嫌いという感情がある」とそのまま受け止めてあげられるペースを自分の中に持ちたいです。
Commented by yokosize at 2018-07-03 14:36
通りすがりさん

こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですよね、メッセージ(自分のも他人のも)受けとめるスペースを持っていたいですよね。
通りすがりさんが、そのままを受け止めてあげられるスペースを自分の中に持ちたいのは、メッセージや感情(自分のも他人のも)をジャッジすることなくそのままをただ受けとめられるようなご自分になりたいと思っていらっしゃるからなのかと思いました。
『「嫌い」という感情はなくせないし、「嫌いでもいいんだよ」と肯定する気持ちにもなれません』を読んで、きちんとご自分を見ていると思いました。ただ、それは今の通りすがりさんの状態です。
自分を理解していくには、どんな感情も大事なものです。そして、「嫌いという感情は悪いもの」や、「人を嫌ってはいけない」はパターン(自分が思い込んでいるもの、信念などです)で、パターンは選び変えることができるということを知っておいてくださいね。
by yokosize | 2018-06-30 00:00 | Comments(2)

自分に向き合い育てながら毎日を大切に過ごしたいと思っています。