これといった理由がないはずなのに、気分がふさいだり、落ち着かなかったり、イラついていたりすることがあります。
そういう時、自分では気づいていないだけで、それらの感情を生み出したパターンに、引っかかった出来事やきっかけがあります。
たとえば、メールを出したのに返事が返ってこないとか、友人のいつもと違う態度とか、テレビや新聞の情報とか、いろいろあると思いますが、自分の行動をたどっていくとわかると思います。
原因になる出来事を思い浮かべた時(その時のことを再現)同じ感情が感じられて、あっ、これに引っかかっていたんだとわかって少しすっきりします。
何かに引っかかるのはパターンがあるからで、引っかかったパターンは感情を生み出します。自分が今感じている感情はこういうパターンが生み出していたのだと知ることで、自分を理解しはじめていきます。
そう思うと、自分の感じていることはどれも大事なことだと思えます。
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私たち一人一人の中には、自分を理解し、許し、愛するためのたくさんの資質があります。
そういうもともとある力を使って、本来の自分(「私」)を育てるカウンセリングを行っています。