落語力

10年ほど前に「落語をきいてみたいなあ」と思い黒門亭に行きました。
黒門亭というのは落語協会の事務所が一階にあり、二階は畳敷きの広い部屋でそこに座布団を敷いて落語がきけるようになっています。土日の午前と午後の2時間、木戸銭千円ということもあり結構人気があります。

はじめて行った日の朝、私は家で夫とけんかをして(けんかの原因は忘れました)ひどく腹をたてて、気まずい思いをしながら、一緒に黒門亭に行きました。

夫への怒りもあったけど、時間がたつにしたがって、怒った自分にたいして何もあんなに怒らなくてもよかったのにという後悔の気持ちが強くなってきました。

そんな気持ちのまま、柳亭市場さんの枕をききはじめました。市場さんの師匠の小さんさんの夫婦喧嘩のはなしです。奥さんが怒って物を投げるんだけど、高価なものは避けて壊れても大丈夫なものを投げるというような噺でした。

私はききながら胸のあたりがフッとゆるんで涙がでてきました。きっと、ケンカしたり、怒ったりしていいんだよって許されたたように感じたんだと思います。落語をとおして、パターンに「…そうだよね…」って語りかけをしてもらったんだと思います。

落語の力も噺家さんの力もすごい!カウンセラーだなって思います。

落語力、ユーモアを自分への語りかけや、自分を観ることに使えるようになっていきたいです。















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by yokosize | 2016-02-29 00:31 | Comments(0)

自分に向き合い育てながら毎日を大切に過ごしたいと思っています。