2017年 03月 28日 ( 1 )

自分で選ぶ

私は両親のことを、父ちゃん、母ちゃんと呼んでいました。父の故郷ではそう呼んでいる人が多かったようです。

やがてそこを引っ越して5歳くらいになったときに、お父ちゃん、お母ちゃんと呼びはじめました。その時のことははっきり覚えていて「お母ちゃんと言えたら、これをあげるから言ってごらん」とお菓子につられて呼びはじめました。

大きくなるにしたがって友達のほとんどが、お母さんと呼んでいるのに気がつき、お母ちゃんと呼んでいる自分が、みんなより幼く、甘ったれているように思えました。
そんな恥ずかしさもあって、だんだんに外ではお母さん、家ではお母ちゃんと呼び分けるようになりました。

十代も後半になって「これから、私はお母さんって呼ぶことにする」と母に言うと、「私はお母ちゃんのほうが好きだけどねぇ」と言われました。それから母が亡くなるまでお母さんでした。

お母さんは、お母ちゃんよりも、さらり、さっぱりという感じなので、母との距離をひろげたい思いも少しはあったと思います。
でも、一番の理由は、みんなと自分が違うことを恥ずかしく思っていたからでした。

あの頃、私はどう呼びたいかなって自分に問うことができたら、一人一人違っていていいと思えたらどうだったんだろうとおもいます。

そんなことを思い出して、自分が選べることを知ったんだから、他人やうわべではなく自分で選ぼうと思いました。


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by yokosize | 2017-03-28 16:46 | Comments(0)

自分に向き合い育てながら毎日を大切に過ごしたいと思っています。
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